パース

スワンリバーの畔にある西オーストラリアの州都パースは、自然と都市が調和し「世界で一番美しい街」と呼ばれております。一番人気の4WDで行く「荒野の墓標」ピナクルズツアーは奇岩だけではなく、コアラと触れ合ったり、サンドボーディングもできる充実の内容。

パース

紙幣/硬貨【お金】

オーストラリアで一般に流通している紙幣は、$5、$10、$20、$50、$100の5種類。どの紙幣も色、大きさが違います。紙幣はポリマー加工のプラスチック製で偽造防止やリサイクル技術が随所に取り入れられいます。硬貨(コイン)は6種類、5c、10c、20c、50c、$1、$2があり、A$1(ドル)は100c(セント)です。コインにはカンガルーやカモノハシなど、オーストラリア特有の動物の絵柄が入っているユニークなデザインです。

オーストラリアでは1c(セント)が流通していないので、スーパーマーケットなどで端数が出た場合は、5c未満は切り捨て、切り上げ、四捨五入などで計算されます。

クレジットカード【お金】

先に述べたように、オーストラリアはカード社会。できるだけカードを使ったほうが便利で安心です。
A$10程度の小額のお買い物にも気軽に利用されていて、「お買い物はカードで」の習慣が、身についています。ショップ、レストラン、ほとんどのホテル、ツアー会社、郵便局、タクシーまでクレジットカードで支払いが可能。
オーストラリアでは、ビザとマスターカードが主流ですので、いずれかのカードをご用意される事をお薦めします。また、ホテルで保証金が必要な場合に、クレジットカードの提示を求められることもあります。利用に際し、予めカード裏面に署名をしておきましょう。

普段日本ではあまり聞かれない、クレジットカードのPINナンバーですが、海外のクレジットカード利用となりますので、PINが必要になる場合もございますので、出発前にご確認されることをお勧めいたします。
クレジットカードを持っていない人は、この機会にぜひ1枚作っておくと、海外旅行がよりスムーズになるでしょう。

喫煙【マナー】

オーストラリアでは、政府が喫煙運動に力を入れているため、喫煙に関して日本よりはるかに厳しいルールが設けられています。オーストラリア全土のカフェやレストラン、ホテルのロビー等の屋内施設での喫煙、街中でのタバコのポイ捨ては、条例により禁止されていて、違反者には罰金が課せられます。
オーストラリア発の国内線、国際線、空港ターミナル内も全面禁煙です(一部喫煙スペースが設置されている空港もあります)。さらに、一部の州では屋外であっても、レストラン等の食事が提供されるスペースは禁煙と定められています。また、ホテルでは全室禁煙のホテルが多くなっています。(喫煙可能の場合でも、バルコニーでのみとなります。)
無用なトラブルを避けるためにも、愛煙家の皆様は喫煙マナーを守るよう、ご協力ください。

オーストラリアでは2006年、タバコの害に関する表示が新しくなり、タバコのパッケージの前面の30%、背面の90%を警告に当てなければならなくなりました。そのため、喫煙の影響を示すさまざまなメッセージや目を覆いたくなるような写真が印刷されています。さらに、インパクトのあるTVコマーシャルも流しています。
オーストラリアで売られているタバコの値段は日本よりも高く、同じ銘柄であっても取り扱っている店によって微妙に値段が違います。25本入りで約30ドル(約2000円)くらい。

チップ【マナー】

基本的にチップの習慣はありませんが、良いサービスを受けたときはホテルのポーターには$1程度、ホテルやレストランでは料金の10%程度の金額を渡すのが目安です。

治安と安全対策【治安と安全対策】

治安
オーストラリアは欧米に比べて治安の良い国として知られていますが、旅行中は日本にいるときと同じ感覚で行動すると思わぬ災難に遭うことがあります。夜の一人歩きや裏道、危険区域への出入りは避け、すりや引ったくりなどに注意しましょう。荷物からは目を離さないようにし、放置しない。
万一の場合に備え、お客様ご自身で海外旅行傷害保険への加入をおすすめします。日本ご出発前にご加入ください。

観光の時の注意
多額の現金や貴重品、パスポートの管理には十分注意しましょう。持ち歩かず、ホテルのセーフティ・ボックスに預けることをお勧めします。

緊急連絡
緊急時の電話番号は、000です。緊急時とは、生命に関わりのある様な事件、急病、火事、転んで立ちあがることができなくなってしまった様な場合です。000をダイヤルするとオペレーターが、「警察か、消防か、救急車か?」とたずねてきます。警察なら「ポリス(Police)」、消防なら「ファイア(Fire)」、救急車なら「アンビュランス(Ambulance)」と伝え、その後に何が起こったのかを詳しく説明します。

貴重品【治安と安全対策】

<ホテルでの注意>
パスポート、帰りの航空券、お金は海外旅行に必ず必要な持ち物。ホテルのチェック・イン、チェック・アウトの際は、荷物から目を離さないようにしましょう。
部屋に置いたままにしておく荷物には、必ず鍵を掛けるようにしてください。ダブルロックを利用しましょう。
中級以上のホテルなら部屋かフロントにセーフティボックスがあるので、これらの貴重品はそこに預けておきます。現金や、貴重品はホテルの部屋に放置しないで下さい。 ホテルのセーフティーボックスが有料であっても利用する価値は大きいです。金庫がない場合は、肌身離さず身に付けておくしかありません。下手に高価なものは持っていても神経を使うだけなので、旅行中はなるべく身軽に過ごすのが理想的です。

<クレジットカードを失くした場合には>
クレジットカード番号を控えておいてください。クレジットカードを失くしたか盗まれた場合は、直ちにクレジトカード会社および警察 に届け出るようにして下さい。クレジットカード紛失届の提出が遅れると、他人にカードを利用される怖れがあります。クレジットカードの拾得者からその旨の連絡を受け、送付手配する連絡を受けた場合でも必ず警察に紛失届を提出する様にしてください。

<パスポートの紛失に際して>
旅行中(オーストラリア入国後)に万一、パスポートを紛失した場合には、下記の書類(コピー可)が必要となります。予めコピーを持っていると、渡航先の日本領事館での渡航書類発行手続きがスムーズに行えます。
【必要書類】
戸籍謄本(抄本)、住民票など本籍地が記載された公的な国籍を証明する書類のコピー(前記の書類の内1点)、写真(2枚)が、日本に帰国するための渡航書発行の際に必要となります。申請書は現地の日本領事館にて用意しています。また写真は現地でも調達することは可能です。(有料になります。)

日本大使館・総領事館の連絡先
ケアンズ(駐在官事務所) 07-4051-5177
ブリスベン(総領事館)   07-3221-5188
シドニー(総領事館)     02-9231-3455
キャンベラ(大使館)     02-6273-3244
メルボルン(総領事館)   03-9679-4510
パース(総領事館)     08-9480-1800

ビザ、パスポート、ETA【旅の準備】

パスポートとは日本政府によって発行される国際的身分証明所のこと。海外旅行に必ず必要なもので、パスポートを持っていなければ、日本を出国することはもちろん、世界のどの国にも入国できません。日本で発給されているパスポートは、発効日から5年間有効(濃紺の表紙)と10年間有効(赤い表紙)の2種類があり、20歳未満の人は5年間有効のパスポートしか取得できません。2006年3月からICチップが埋め込まれた旅券が導入されています。

オーストラリアへ旅行するには、有効期限が6ヶ月以上残っているパスポート(旅券)のほかに、「ビザ(査証)」または「ETA(Electronic Travel Authority:電子入国許可)」が必要となります。3ヶ月以内の通常の観光旅行や修学旅行、短期語学研修なら、「観光ETA」を取得するのが簡単で便利です。

「ETA(Electronic Travel Authority:電子入国許可)」は、従来のビザ(査証)に代わる新しい入国許可システムで、電子ビザとも呼ばれています。3カ月以内の短期観光および商用を目的とした入国を、オーストラリア政府移民・市民権省のコンピュータシステムを使って、オンライン上で入国認可証を発行します。

ETAは電子ビザという名前どおり、書類やパスポートへの許可印は発行されず、オンライン上で申請し、入国許可を取るのが特徴。このシステムを利用して入国許可を取った場合、通常は登録した日から1年間、何度でもこのETAを利用して入国することができ、1回の入国で最大3カ月までの滞在が許可されます。観光ETAでは、オーストラリアでの就労はできません。

電圧【旅の準備】

オーストラリアの電圧は、220-240V、AC50Hzで、日本の電化製品(100V)はそのまま使用することができません。ご持参になる電化製品がオーストラリアでも使用可能かをご確認ください。または、ご持参される製品に対応可能な変圧器をお持ちになり、海外で使用可能な製品をご利用ください。
プラグの形状も日本とは異なり、三つ又、あるいは八の字型(Oタイプ)どなります。電化製品をお持ちになる方は、プラグを忘れないようにご注意ください。一部ホテルでは貸出しを行っていますが、数に限りがあります。(有料の場合もあります。)
電圧が高いため、コンセントの横にはスイッチが付いていて、スイッチをオンにしなければ電圧が流れないよう安全面に配慮しています。

電話【治安と安全対策】

ホテル(部屋)からの日本への国際直通ダイヤル:外線発信番号の後、国際電話認識番号である「0011」をダイヤルした後、日本の国番号の「81」(最初の0を取った)日本の市外局番からの電話番号の順でダイヤルする。 ※ホテルからの外線発信番号は主に0か9が多いですが、各ホテルでお確かめください。また、料金にはサービスチャージが加算されますので、公衆電話からの通話より割高となります。通話料金はチェックアウト時に支払います。

【東京03-1234-5678に電話する場合】
0011(国際電話認識番号)⇒ 81(日本の国番号)⇒ 3(市外局番の最初の「0」は不要)⇒ 1234-5678

市内通話:公衆電話からの市内通話は時間制限なしで一通話50~70c(機種によって異なる)となります。
※ホテル(部屋)からの市内通話は上記金額以上する場合もあります。携帯電話への通話料金は、日本と同様、加算式となりますので、公衆電話から携帯電話にお掛けになる際は、$1コインを数枚入れてください。

オーストラリアには、公衆電話に差し込んで使う日本と同じようなテレフォンカードで、フォンカード(Phonecard)と呼ばれるカードと、ホテル客室や一般家庭の電話でも利用できるプリペイド式の割安なコーリングカード(Calling Card)があり、広く利用されています。プリペイド式のコーリングカードは数社が販売していて、販売元によって日本への通話料金も異なります。これらカードは、新聞や雑誌類などを売るニュースエージェンシーや郵便局、土産品店などで買うことができます。

郵便【旅の準備】

日本への国際航空郵便料金は、葉書、カード、封書$2.50(目安)。
市内主要箇所にある赤いポストに投函すると、日本へは5日~1週間程で届きます。切手はホテルのフロントか郵便局で購入できます。

日本宛てに出す場合、 宛名や住所は日本語で大丈夫です。ただし、忘れずにJAPAN AIR MAILと書かないと届きません。

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